2022年下半期を見据えて
ひとまず有料化のニュースを受けて有料購読を決めてくれた読者と無料での購読を続けてくれる読者に感謝したい。
読者へのお知らせで触れたように、これからは企業分析は有料、それ以外の市場を俯瞰するマクロ分析は無料で運用していく予定だ。今回は後者のマクロ分析の第一弾となる。今週の企業分析は5/12(木)か5/12(金)に出せればと考えている。
時が経つのも早いもので今年もあと1ヶ月半で折り返し地点というところまで来ている。ということで上半期を振り返ってみようと思うのだが、結論から言ってしまうとSaaSにとっては非常に厳しい6ヶ月であった。

マクロの観点でもS&Pが年始から4,800→4,000と20%下がっており、今後の金利リスクなどを考えると2021年までの良き時代はしばらく戻ってきそうにない。

https://twitter.com/levie/status/1522585960407617537
そうなると気になるのが今後のSaaS市場だ。特に投資家や起業家が気になるのは次のふたつのポイントだろう。
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2022年下半期以降のSaaS IPO市場はどうなるのか?
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2021年に上場してしまったSaaS企業はどうなるのか?
このふたつを考える上でうってつけの資料をICONIQ Growthが出しているので、そちらを紹介するかたちで分析していきたい。
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- そもそもICONIQって誰?
- 勝ち組の定義は人それぞれ
- 価値創造指標の微調整:上場指標はバブル前に回帰か
- 2020-2021年IPO組はコッカラッス
- まとめに代えて:ICONIQのスライドハイライト
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