ChatGPTとSaaSの(再)構成可能性

ChatGPTをAIではなくSaaSとして捉えなおす
らんぶる 2023.03.11
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昨年までのWeb3熱はどこへやら、この数ヶ月はただひたすらに生成的(と訳せばよいのかGenerative)AIが話題を席巻している。その中でもOpenAI社が自社の大規模言語モデルGPT-3をベースにつくったChatGPTは、インターネット史上最速のなんと一週間で100万人ユーザーを突破、その成長率はTikTokをも凌駕する希代のヒット作となった。ツイッターを賑わせた「13個の分銅問題」も満足に解けず、New Yorker誌に「ウェブ時代のピンボケしたJPEG」と評されるChatGPTだが、すでに様々な場面で利活用が進んでおり、ChatGPTに宿題をやらせる学生はもちろんのこと、試験問題を作らせる教師まで出てきている。

コッカラChatGPT?

コッカラSaaSは「知らないことについてはどれだけ流行っていても触れない」をモットーにしている。(生成的)AIについては無知オブ無知なので、ChatGPTに関しても静観していたのだが、思わぬところで、AIではないSaaSとしてのChatGPTについて考えさせられる機会を得た。昨年末にも分析したOktaの業績報告から引用する(ChatGPT…じゃなかったDeepLで翻訳後微修正・強調は筆者)。

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